2021年8月18日に書く手紙
今日だから、手紙を送りたい人がいる。
今日だから、手紙を読んでほしい人がいる。
2021年8月18日の私から、
あのときの私へ
寂しいね。悔しいね。
ちょっと怒ったりもしてるでしょ。
自分の今の気持ち、どこにぶつけたらいいか分からないって思ってる。
これからどうなるんだろうって思ってる。
急に見れなくなった。だいすきな人がいなくなった。
昨日まで一緒に楽しくツイッターで話していた子もいなくなった。
ツイッターで好きな人が流れてくることもなくなった。
野郎組の最終回、「もしかしたら、これがテレビで見る最後かも。もう二度と、会えないのかも。」
画面に映った瞬間、そう思って泣いてたね。
タイムラインに好きな人が全然流れてこないから、自分で始めたハッシュタグ。
毎日1枚、画像を載せたね。
「今日も学校お疲れさま」
「今日はお休みだね、たくさん寝れた?」
「寒くなってきたね、風邪ひかないようにね」
毎日、だいすきな人にメッセージを送った。
本当は、毎日不安で仕方ないのに、もう会えないかもしれないと思ってるのに、前向きなことだけ書いた。泣きながら書いた日だってあった。
2019年の終わりが近づくにつれて、見たくない情報がどんどん目に入る。「待ってるよ、会えるの楽しみにしてるよ」そう言いながら、「もし、本当にいなくなってしまうのなら、期待して待っていたほうがつらい」そう思ったりもしてたよね。
3人のYouTube、もちろん見ていたけど、どうしても、遡ってしまう。5人が見たくて。5人じゃなきゃ嫌で。どんどん3人の動画が増えていくのが怖かった。
先が見えない暗い毎日の中で、縋りつくように見ていたもの。
2019年9月6日放送の少年俱楽部で披露した「Eyes of the future」。
年内最後の5人で歌っている姿。当時はこれが5人で歌う最後の映像かもしれないと思いつつ、それでも「有望な未来しかないんだ」「夢のままもう 終われないと 誓う未来」そう力強く歌う彼らを必死に信じていたよね。
「5人がこう言ってるんだから大丈夫」不安な気持ちをどうにか押し殺して、何度も泣きながら見ていた。
今日ね、「Eyes of the future」のMVが公開されたんだよ。
もちろんHiHi Jets5人が歌ってる。
どう?信じられる?
あなたがだいすきな5人は、2年後の今日、あなたが寂しい中苦しい中唯一の希望として見ていたその曲の、MVを披露したんだよ。
「笑顔のままで また会おうよね 遠くない未来」
今のあなたはこんなことを言われても、「絶対」なんてない世界だから、きっと信じられないと思う。
でも、大丈夫。あなたが何があっても好きだ、そう思っているその5人は、「絶対」に笑顔でまた会える。
何が起こるか分からない世界だけど、この5人は、「絶対」私をしあわせにしてくれる。この5人は、「絶対」ずっと一緒にいる。
心の底から信じていい。あなたが応援している5人は、そういう人たちだよ。
不安にならないで。信じて。必ずしあわせな毎日が待ってる。
5人がしあわせにしてくれるよ。
決して美談にしようとか、そういうわけじゃないけれど、今あなたが過ごしているその期間があったから、今がある。無駄じゃない。その経験だって力に変えられる5人だから。
この5人には、有望な未来しかないし、夢のままでは決して終わらせない。
信じて待っていてね。
2021年8月18日の私から、
HiHi Jetsの5人へ
Summer Paradise 2021、全28公演お疲れさまでした。
2年ぶりに生で見た5人のコンサート。
楽しかった。やっぱり私の生活にはあなたたちが必要だと思った。
当たり前のことが、当たり前じゃなくなったこの世の中で、
変わらず最高の喜びとしあわせを届けてくれるあなたたちに、
一生ついて行きたいと思った。
あなたたちと一緒に、どこまでも行きたい。
「みんながついてきてくれたら、僕たちずっと5人でいれます」
あなたたちだから、信じられる。
まだ見たことのない景色を、
見せてあげたいし、見せてほしい。
5人と、5人のことがだいすきなみんなで、
一緒に見たい。
叶えよう。全部。
やりたいこと、全部やろう。
どこまでも、ずっと、ついていくから。
失ったものを数えるよりも 一分一秒戻らない時を
誰のためでなく、5人自身のために。
あなたたちが歩む未来は、
これからずっと明るいよ。
だいすきです、ありがとう。